立体曼荼羅だった、、。

今日の予定は　お葬式です。先週亡くなられたお義父さんのお兄さんのお葬式へ　少し早めにランチをして予定の時間に病院へ向かいます。
かなり久しぶりに会う親族もいて　皆んなに自己紹介をしつつ　最後にお兄さんに対面します。お姉さんの時もそうでしたが　フランスは　普段の服装を着せているので　お兄さんはスポーティーな格好をしています。近しいご親族の邪魔にならないようにと　隅にいたら、、まぁ　この時しかお顔を拝見する機会がフランスではないみたいで　後でちゃんと横まで行けば良かったかな？と少し悔みましたが、、まぁ大したことではないです、、。
十字架の掛かったお棺の蓋を締めて　運び出してもらいクロワルースの教会へ向かいます。
セレモニーの為に　コロナ禍でもまだたくさんの人が集まっていて、、足の悪くなった奥さんも一生懸命歩いて教会の石階段を登って行きます。私の母のように小さい奥さんが高齢で身体が弱くなって　また先立たれたのを見ていると　凄く辛くなりました。
席に着席すると　後から棺が運ばれてきて　なんだか結婚式の新郎新婦入場のようだな？と思いました。色々と歌を歌いお見送り。最後に皆んな順番に前の棺の近くへ行き挨拶しましたが　もう棺は開けないんだとこのとき分かりました。そして　また棺から先に出て行くのを見送り　私達も続きます。
教会の中は　ヒンヤリしていましたが　外は体感温度40℃の今日、、灼熱です。一気に夏です、、💦　
次は墓地へ移動です。この年で　久しぶりの初体験は土葬です。日本人には馴染みがないので　返って怖いですが、、外国人の方には　お骨を拾うのはかなり強烈に恐怖らしいです、、😅💦
棺を前にして息子さんの言葉　そして各自棺の前で一言言ったり　十字架を切ったり　お別れをします。
そして最後に　また4人の男性業者さんが棺を運んで　お墓の中に設置するのを　遠くのほうで私達は眺めます。お墓の蓋のようなところが外されているのはこちらからも見えていたのです。家族の人は　お墓の穴のところへ行き　どこに設置するか指示しているようですが　よく理解できません。よく見るアメリカ映画の埋葬シーンとは違うのです。石碑の近くにお棺サイズの四角い穴が掘ってあるんじゃないのです。石碑には　代々眠っている家族の名前が通常連なっているということは　皆んな中に収まっているということです。代々のお墓です。そして　いざ入れるのを見ていると、、かなり斜めにします。大きな穴じゃないのか？　かなり立てるのでギョっとしましたが、、収まったようで　最後また一人づつ穴の縁へ行って　籠の中の花びらを一掴みし　穴に投げ入れて最後の挨拶のようです。私は　お焼香のように感じたので　そのようにし　手を合わせました。
そして　そのお墓の穴は、、仏教徒の私には　立体曼荼羅のように感じました。こんな風に言うのは不謹慎かな？　しかし　私は　そう感じました。ピラミッドもそう思ったし。
簡単に言うと　立体駐車場。中が左右5,6階建ての建物のようでかなり深いです。こんな風になっているとは　想像もできませんでした。
皆んなが挨拶を終えると終了。ご帰宅くださいという感じです。もう一人専門業者さんが早く仕事をしたいという風に待っています。　蓋をして　周りをコンクリートで固めるために待っていてくれた業者です。後は専門家にお任せで　奥さんやご家族に挨拶をして帰宅。コロナじゃなかったら　普通は皆んなで集まって　久しぶりの親族と食事をするんだと　お義父さんは残念がっていました。
お家に着いたら　もう18時近くです。干からびそうな暑さだったので　皆んなで水分補給して　一気に夕飯です。
とにかく　滞り無くおじさんの式が終わって良かったです。素敵な不思議な一日でした。



リヨン名物　ソシソンブリオッシュ〜❢　美味しいー❢😆

パーク・ラ・テテ・ドールを過ぎて〜❢

久しぶりに時計塔も横切ります。以前は毎日ここまで行ってたのに、、。イースターのデコレーションになってる。